私の統合失調症日記

統合失調症で自宅療養中。その日々の日記です。

私の霊体験3

[揺れる鉄棒]
私が小学生2年の頃、父が鉄棒を買ってくれた。ねじ式で低くも高くも調節でき、地面に鎖で固定する鉄棒だった。ある日、鉄棒の下で蟻の巣をほじっていると突然鉄棒がガタガタ、ガタガタとひとりでに揺れ始めた。地震でもなくなぜか鉄棒だけずっと揺れ続けていた。

怖くなって母の所まで行き、「鉄棒が揺れている」と伝えても信じてくれなかった。その時はそれで終わった。また別の日、弟と一緒に家庭用ブランコに乗っていると、また鉄棒がガタガタと揺れだした。

弟はとっさに走り出し、一目散に家の中に入り鍵をかけてしまった。私は外に締め出され、「開けろ!開けろ!」とガラス戸を叩くも聞き入れて貰えず。台所にいた母がやって来て、ようやく鍵を開けてくれた。泣きながら「鉄棒が揺れている」を伝えると、母も鉄棒が揺れているのを見た様で、「あらららら!」と言いながら私を中に入れ、鍵をかけカーテンまで閉めてしまった。

その日父に[鉄棒が揺れている話]をすると、最初は笑って信じて貰えなかったが、母も一緒になって言ってくれた。翌週、家にお坊さんがやってきた。お坊さんはお経を唱えながら、何か書かれた紙を鉄棒に貼っていた。鉄棒の筒の中にも紙を入れていた。

お坊さんは「雨が降ってもこのままにしておいてください。1週間経ったら取ってください」と言っていた。1週間経ったので紙を剥がすと、それ以来鉄棒が揺れることは無かったが、私達以外の人が鉄棒を使うと必ず落ちていた😅

その鉄棒はその後、物干しと化して家の端っこに追いやられていたが、東日本大震災の後片付けで燃えないゴミで出してしまった。

この鉄棒、何が原因で揺れていたのかは未だに分からない。