私の統合失調症日記

統合失調症で自宅療養中。その日々の日記です。

私の霊体験5

[変電所の子供、無数の腕、通り過ぎる男]
2015年夏頃、私は変電所裏で独りで電動カッターでアクリル板をカットしていた。この変電所は、左に高さ2m横幅5mの配電パネルがあり、右には高さ4m横幅30mの変電機があり、その間で作業をしていた。

切り疲れて休んでいると、配電パネルに何かが映った。よく見るとショートカットで白いブラウス赤いつりスカートの子供だった。こんなところに子供?と思ったが、「作業員が子供を連れて遊びに来てるんだな」と思っていた。

また電動カッターで切り始めたが、子供はその場所から動かない。声をかけようと顔を上げると姿がない。だが配電パネルには子供の姿が映っている。「!」私は即座に経つと、その場を離れ猛ダッシュで詰所に駆け込み、今あった出来事をそこに居た作業員に話したが、信じて貰えなかった。

その時別の作業員が入ってきたので、その人にも言うと「この奥はよく出るよ。白い服の女性をよく作業員が見かけたりしてる」との言葉。私は戻るに戻れずにいると、大丈夫だの声。

恐る恐る戻ると、パネルにはもう子どもの姿は映ってなかった。

安心したのでお昼はその変電所の同じ場所で食べていると、足にサワサワと何かが触れるような感覚がした。気にせずに食べているとサワサワ、サワサワとかなりの何かが足に触ってきたので足元を見ると、何十本もの半透明の肘から先だけの腕が、私の足を触っていた。

左右の通路にも数え切れない程の肘から先の腕がサワサワ、サワサワと揺れ、渋滞していた。手のひらは私の方を向いていた。私はもう「わぁぁぁぁ!」と声を上げ詰所に駆け込んだ。ことの始終を話すと「また見たの?」と笑われた。

お弁当が心配になったので戻ると、腕群の一部はお弁当にたかっていた。そして消えていった。これはお弁当がさまよっている霊を供養してくれたのかと思い、そのお弁当を食べた。

そして作業は続く。16時頃、同じ場所で今度は切ったアクリル板に釘を打っていると、詰所の方からVネックのベストを着た男が歩いてきた。業者さんかな?と思ったが、その男は私のところを通り過ぎ、配電パネルの所まで行くとスーッと消え、また詰所の方から歩いては消え歩いては消えを繰り返していた。

男は私がいるのに気づかないようで、ただそこを歩いていた。「またか…」もう驚かなかったが、やっぱり怖かった。その霊は毎日16時になると現れていた。アクリル板を仕上げてからは、その変電所裏での仕事はしていないので、今も歩いてるのかは不明。

この会社が建つ前ここはお墓だったと言う。会社が建つ計画が出たので、お墓を土手の下に下ろしたのだと言う。自分のお墓を探してる霊がさまよっていたのかも?