私の統合失調症日記

統合失調症で自宅療養中。その日々の日記です。

スキューバダイビング

これは、2011/12/29~2012/1/3の6日間の間に起こった出来事です。今まではショックが大きすぎて上手く文章に表せなかったのですが、ショックが和らいできたので書くことができるようになりました。

 

静岡県のOと言うダイビングポイントの民宿とマリンサービスが併設されたいる所にいつも通っていました。仕事が休みになったので、毎年年越しダイビングに行っていたのです。その時もいつものようにバスから降りて民宿に向かいました。荷物を下ろして女将に挨拶をしたら、ちょっと様子が違う、いつもと雰囲気が違うように思えたのですが、気のせいかとその時は思いました。


当日は移動日だったので、潜らずO神社参拝をしたり、神池やビャクシン樹林や周囲を散策したりしました。その時女将に声をかけられ、新しく出来たカフェに行くことになりました。昔マリンサービスに勤めていた人がお店を開いたそのお店で突然、福島県民の避難のニュースを見た感想を言われました。


女将:福島県民って逃げる時ギャーギャー騒いであぁみっともない。私だったら黙って逃げるのに。

 

とか、

 

女将:福島県民全員を北方領土に追いやって第二の静岡を作るの。福島県民なんて全員死んでしまえばいいのよ!


とか、


女将:福島県民の印象は、モンペを履いて身体中牛臭くて近寄り難い


と言い出しました。最初何故そんな事を言うのか分かりませんでした。そして昼食の時ご飯を1口食べた時「しばらく来なかったら、なんだか民宿のご飯の味が落ちたなぁ」と思っていました。その時はまだ食事事情を知らなかったのです💦夕方になって、ダイバーでは無い一般のお客さんも一緒になっての夕食時のこと。女将がやってきて、


女将:あなたの食事は特別食。他のお客さんのをとるんじゃないよ‼️わかったぁ‼️


と強く言われたので、なんでだろうと思っていました。また女将が食事を持って来た時、隣にいたお客さんが「この人の特別食って、私たちとどう違うの?」と聞いてきたので耳を済ませて聞いていると、


女将:あの人の食事は、汚いお風呂の残り湯で作った特別食。魚は…


あとは聞こえなくなった途端お客さんが「なんて旅館だ!なんて旅館だ!あなた、この食事は食べない方がいい。お腹壊すぞ」と私に伝えてきたが女将はそのお客さんに、


女将:あの人は福島県民なの。福島県民は汚いものでもなんでも食べるので大丈夫っ☺️‼️


とニコニコしてお客さんに説明していた。お客さんは私の方を見て「あなた福島県民なの?」と聞いてきたのではいと答えると何も言わなくなった💦そしてまたお料理を運んできた女将に「隣のお客さんが魚が欲しいと言ったので、分けてあげましたと」と言うと、女将は血相を変えて隣りの席へ行き、物凄い焦った形相でどれとどれを交換したか調べていた。何事もなかった途端私の頭を最高の力で何十回と叩きまくって、


女将:(私の頭を叩きながら)この嘘つき福島県民っ‼️嘘つき福島県民‼️


と言いながら、力任せに私の頭を叩き続けた😭「やめてください」と言ってもやめてくれず、メガネもズレてしまって泣きそうになった顔を確認すると、


女将:なぁに泣いてるの?もぉ、福島県民ってぇ(笑)


と笑いながら去っていった‪💢

 

その夜、しゅんとして部屋にいるとドアをノックする音が聞こえた。鍵を開けようとしたら開かない。力いっぱい押してみたが開かなかったので、これは誰かのイタズラか?と鍵をかけて様子を見ていたら、ドンドンドン、ドンドンドン。ドドドドド、ドドドドド。そして、鍵が勝手に開き女将が合鍵で入ってきた😱


手招きをされたので廊下に出ると、足払いをされ倒された。するとすかさず女将は私の両足を持ち廊下を引きずり回しながら、


女将:この廊下まだ掃除してないの。こうやって引きずって掃除してやる!


と、何度も廊下を引きずり回され、最後に階段のところまで来たら、10段ある階段に突き落とされた。私は「わああ、おちるー」と言ったら女将は、


女将:キャハハハ、いいざまだ!


と笑いながら言ったが、私が5段落ちたところで踏ん張ってると、


女将:なぁんで下までおちなかったのぉ?んもぉ、これだから福島県民って困っちゃう!


とプンプン怒りながら私の脇の階段を下って行った。私のトレパンのお尻は廊下の埃で真っ白になっていた。

 

次の日の朝食時、朝食を作っている男が、


男:凄いな!福島県民って何でも食うな、わはははは…!


と、民宿の人達と一緒に笑っていた。朝も臭いご飯を1口食べようとしたがやめて、2階の部屋で持ってきたお菓子を食べた。なんでこんな目に合わねばならないのか、分からなかった😭9時からダイビングがあったのでマリンサービスに行くとガイドが、


ガイド:今日一緒に潜る東京から来たお客さんです。こちらは福島県民です。被曝が移るけど一緒に潜りたいですか?


と東京のダイバーに聞いていた。東京の方は、私が福島県民と分かると首を横に振り去っていったので、ガイドとマンツーマンで潜ることになった。そのガイドもブリーフィングの時、私から3m離れて大きな声で話していた。聞こえない時私が近寄ると、私が近寄った分だけガイドが後ろに下がる、この繰り返しだった💦

 

また、名古屋から来たダイバーは「被爆した福島県民が生きている!」と言い出し、断りもなくタブレットで私の前後左右を撮り始め、やめてくださいと言っても聞いてくれず、顔写真も撮ってSNSに上げていた‪💢

 

その時は、民宿のいじめはこのぐらいだろうと思っていたが、それ以上の事が起こった。

 

ダイビングを終えて部屋に戻ると、床に置いていたリュックがベッドの上にありファスナーが空いていた。中を確認すると、内ポケットに非常事態になった時のために6万円入れて置いた袋が空いてて、中を確認すると2万円しか無かった💦潜ってる間に誰かが合鍵で入り取っていったのだと推理した。昨夜は女将が合鍵で入ってきたので、女将を疑ってしまったが言うとまた叩かれたり階段から突き落とされたりされそうだったので我慢した😭暇になったので、貴重品だけ持ってO神社にいこうとしたら、女将にまた呼び止められ、


女将:この人は有名雑誌記者さん。(記者に向かって)あの人は被爆した福島県民。(私に向かって)ほら、この人に被曝の体験を話なさいよ!被爆して痛かったとか苦しかったとか言いなさいよ!


と怒鳴ってきたので無視してると、


女将:んもぉ、いつもこんな態度なのよぉ福島県民って!


雑誌記者は私が去っていくまで見つめ続けていた。そして、遊歩道があったのでそちらに向かうと、別荘の残骸があちこちに多く見かけられた。これ以上進むと怖いなぁという所まで来た。戻ってきたら女将が、


女将:どこいってきたのぉ?


と言うので、見てきたことを話すと、


女将:あんた!伊豆の汚いところをクンクン嗅ぎ回って、なにが面白いの?


と言い続け、


女将:あとねぇ、被爆した手でそこらじゅう触るんじゃないよ!お掃除が増えて困っちゃう~。もう二度と来ないでねぇ。今回でここはもう終わり。二度と来ないのっ!


と笑顔で言ってきた😭更にシュンとして部屋で休んでるとまたドアをノックされ、鍵を開けてドアを押してみると今度はすんなり空いた。また女将がいた。腕をギッチリと捕まれ、和室に連れていかれた。そこには東京から来たダイバー2人が座ってブリーフィングをしていた。女将は、


女将:こちらは東京から来たお得意様。この人達は東電の電力料を払ってるの。ほら、挨拶しなさい!


と、私をその二人の前に押し出し、頭をギューッと抑えられ、無理やり頭を下げさせられた。そして、2人に、


女将:こちらは福島県民。この人たちは高くなった東電の電気代を払ってるのよ。(私に向かって)あんたは平気な顔してよく来れたねぇ。この人たちに土下座して謝りなさい!


と、私の足を足払いして倒そうとした。私は踏ん張って耐えたら、今度は私の両腕をがっちり掴んで女将のかかとを私の足の甲に叩きつけてた。東京から来た2人組はその様子を見て笑顔で手を叩きながら、


2人組:土下座っ!土下座っ!土下座っ!土下座っ!


と何度も土下座コールをし、女将にやられる私を笑いながら見て、私が倒されそうになるとイエーイと叫び拳を上げ手を叩きながら笑い飛ばしていた。女将は私が反抗するので、段々と息が上がってきて、


女将:もういいわ。このぐらいにしてやる!


と腕をようやく離した。腕には女将が掴んでいた跡がくっきりと赤くなっていた。泣きそうになりながら部屋に戻った。私が福島県民だとなんで虐められるんだろう?私はただ、ダイビングを楽しみに来ているのに…。

 

元旦の朝食時、女将が満面の笑みでやってきて、


女将:松茸ご飯炊いたの。たべるでしょ?


と聞いてきたので、「臭いからいらない」と言ったら、


女将:松茸ご飯はみんなに振る舞ってるから大丈夫!


と言うので1杯だけ貰った。匂いを嗅ぐと何も臭くなかったのでこれだけは食べた。元旦にお腹がピーピーになってしまい、その日は潜らないで部屋にいた。女将にお腹がピーピーなので薬くださいと言ったら、

 

女将:福島県民にやるクスリは無いね。あんた、持ってこなかったの?他のお客さんは皆持ってきてるよ。これだからダメねぇ、福島県民はぁ。

 

と言われた😢だから部屋でじっとしていた。動くとお腹が減るので臭いご飯を食べねばならない。そして2日に1ダイブし、3日の帰る日に6日分のダイビング代8万円を払い、民宿の車に乗って伊豆長岡駅まで送迎して貰えることになった。運転手は女将💦伊豆長岡駅まで行く道中、福島県民の悪口をたくさん言われ、


女将:また来なさいよぉ。来て、私たちに弁償するの!あんたは東電のおかげで生活しているんだから、弁償ぐらいしなさいよ!

 

また、泊まる時に菓子折を持って来ないこともとがめられた。

 

女将:あんた、"今日はよろしくお願いします"と菓子折持ってきたのたったの1回だけだね?また今度持ってきなさい。持ってこないと泊めてあげないんだからぁ!他のお客さんは何度も持ってきてるよ、見習いなさい!


と言われた💦伊豆長岡駅に着くと、いつもは電車が来るまで見送ってくれてたのだが、女将は私を下ろすと一目散に去っていった。

 

後でわかったのですが、沼津市静岡県なのに東電の管轄内だと分かりました。だから女将にきつく当たられたのだと分かりました。それを帰ってきて親にに一部始終話すと、怒った親は早速民宿に電話をし、30分ぐらい抗議した。女将も引かずに東電のことを掲げて、


女将:避難してるくせに!福島県民のくせに!賠償金で生活してるくせに!


と1歩も引かなったのだが、さらにその上を行く親の抗議でやっと大人しくなった。私の家は原発から58km圏内だったので、東電の賠償金は1円たりとも貰えなかったし、避難もしなかった。女将はそれを知らず?に単に私が福島県民だということでいじめてきたのだろうと思った。

 

その後、会社でこのような目に会ったと言ったら、法務局を紹介されました。法務局に行ってこのような目に遭ったと相談すると、裁判を起こしても取れるのは10万円(ダイビング代と交通費)のみで、それがダメなら泣き寝入りするしかないですね、と。無料弁護士相談しても、法務局と同じ答え。

 

その後、他の静岡ダイビングに行っても、どこもこの女将のようにいじめてくるだろうと思い、ダイビングは辞めてしまった😭だからマリンサービスに電話して、「もう二度と行かないので、私のデータは消してください」と言ったら、それは出来ないと言われた。なぜの問いには答えてくれず電話は切られた💦

 

以上が私がO地域でされた体験でした。それ以来、私のダイビング用品は押し入れの奥深くに仕舞い、取り出せなくしました。今はもう福島県民をいじめるようなことは無くなったと思いますが、私の心の中ではまだキズが深いです。目のつり上がった形相の女将が夢の中まで出てきて、「弁償しろ!福島県民のくせに!」と言ってきます。

 

傷が癒えるのは何時になるのかな?